Citrix online app plug-inとCitrix Receiver

Citrix Receiverを使用すると、エンドユーザーがCitrix online app plug-inのインストールやアップデートを繰り返す必要がなく、クライアントデバイスへのアプリケーションの配信をよりシンプルにすることができます。管理者は、WebベースのCitrix Receiver Merchandising Server Administrator Consoleを使用して、プラグインを設定したりクライアントデバイスへの配布スケジュールを設定したりできます。

エンドユーザーは、Citrix online app plug-inの代わりにCitrix Receiverをクライアントデバイスにインストールします。これにより、管理者のスケジュールどおりに透過的にプラグインがインストールされアップデートされます。

詳しくは、Citrix Receiverのドキュメントを参照してください。

• Readme for Citrix Receiver for Windows 1.0 - http://support.ctx.org.cn/CTX120792.citrix
• Citrix Receiver Release Notes - http://support.ctx.org.cn/CTX120409.citrix
• Citrix Receiver for Windows User'sGuide - http://support.ctx.org.cn/CTX120410.citrix
• Citrix Receiver for Windows User's QuickStart - http://support.ctx.org.cn/CTX120411.citrix
• Citrix Merchandising Server Administrator's Guide - http://support.ctx.org.cn/CTX120407.citrix
• Citrix Receiver Administrator's QuickStart - http://support.ctx.org.cn/CTX120408.citrix

目次

• Citrix online app plug-inとCitrix Receiver
• ライセンスのドキュメントについて
• テクニカルサポートについて
• Citrix online app plug-inでの変更点
• ドキュメントの誤記、追加事項について

ライセンスのドキュメントについて

Citrix製品のライセンスのドキュメントは、/proddocs/index.jsp?lang=jaで参照できます。

テクニカルサポートについて

Citrixでは、主にCitrix Solution Advisor（CSA）のパートナー各社を通して、テクニカルサポートを提供しています。Citrix製品のサポートについては、Citrix製品の販売代理店にお問合せください。また、Citrix社のWebサイト（http://www.citrix.co.jp/partners/）にて、最寄りのCitrix Solution Advisorを検索することができます。

Citrixオンラインテクニカルサポートのサービスは、CitrixサポートWebサイトで提供されています。ここでは、ダウンロードページ、Citrix Knowledge Center、Citrix Consulting Services、およびそのほかの有用な情報の参照先が説明されています。

Citrix online app plug-inでの変更点

• ユーザーは、Citrix Receiverを介してCitrix online app plug-inにアクセスできます。

• Program Neighborhoodは、Citrix online app plug-inに含まれなくなりました。以前のバージョンのプラグインでは、Citrixショートカットキーのマッピング、Windowsショートカットキーの動作、およびセッションでのキーボードの種類を設定するためのメニューがProgram NeighborhoodのGUIに含まれていました。Version 11.1.1では、CitrixショートカットキーのマッピングとWindowsショートカットキーの動作を、レジストリを編集することでカスタマイズできます。[#199638]
  注： これらのレジストリ変更を行った場合は、プラグインをアップグレードする前に、手作業でレジストリのバックアップを作成してください。アップグレード時にレジストリ変更が破棄されます。

  注意：レジストリエディタの使用を誤ると、深刻な問題が発生する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディタの誤用による障害に対して、Citrixでは一切責任を負いません。レジストリエディタは、お客様の責任と判断の範囲でご使用ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

  ショートカットキーの組み合わせをカスタマイズするには、レジストリのHotkey*CharとHotkey*Shiftの両方を変更します。値を(none)にするとショートカットキーが無効になります。

  HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARECitrixICAClientEngineLockdown ProfilesAll RegionsLockdownClientEngineHot Keys

  値の名前：Hotkey*Char

  種類：REG_SZ

  値のデータ：Esc、F1、F2、F3、F4、F5、F6、F7、F8、F9、F10、F11、F12、minus、plus、star、tab、または(none)

  HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARECitrixICAClientEngineLockdown ProfilesAll RegionsLockdownClientEngineHot Keys

  値の名前：Hotkey*Shift

  種類：REG_SZ

  値のデータ：Shift、Ctrl、Alt、または(none)

  ショートカットキーの番号と対応する操作	デフォルト
  Hotkey1 - タスクリストの表示	Shift + F1
  Hotkey2 - リモートアプリケーションの終了	Shift + F3
  Hotkey3 - タイトルバーの表示/非表示	Shift + F2
  Hotkey4 - Ctrl + Alt + Del（セキュリティダイアログボックスの表示。Homeエディションではタスクマネージャの表示）	Ctrl + F1
  Hotkey5 - Ctrl + Esc（［スタート］メニューの起動）	Ctrl + F2
  Hotkey6 - Alt + Esc（ウィンドウの切り替え）	Alt + F2
  Hotkey7 - Alt + Tab	Alt + プラス
  Hotkey8 - Alt + BackTab	Alt + マイナス
  Hotkey9 - Ctrl + Shift + Esc（タスクマネージャの表示）	Ctrl + F3
  Hotkey10 - SpeedScreenのオン/オフ	Ctrl + F5

  セッションでのキーボードの種類は、次のレジストリを編集することでカスタマイズできます。

  HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARECitrixICAClientEngineLockdown ProfilesAll RegionsLockdownVirtual ChannelsKeyboard

  値の名前：KeyboardLayout

  種類：REG_SZ

  値のデータ：(User Profile)、(Server Default)、French、Spanish、Swedish...

  (User Profile)に設定すると、現在のローカルユーザーのデフォルトのキーボードレイアウトが使用されます。

  (Server Default)に設定すると、ログオンしているサーバーでのユーザーアカウントのデフォルトの言語が使用されます。

  各ユーザーにデフォルトの言語があります。デフォルトのユーザープロファイルを変更しない限り、デフォルトの言語はサーバーのオペレーティングシステムのインストール言語になります。(User Profile)または特定の言語を指定する場合は、追加された言語が言語バーに表示され、デフォルトの使用言語になります。

  XenAppにはデフォルトのWindowsショートカットキーをリモートデスクトップに適用する追加機能があります。デフォルトでは、デスクトップセッションが全画面モードのときにのみこの処理が実行されます。Windowsショートカットキーの動作を、レジストリを編集することでカスタマイズできます。

  HKEY_LOCAL_MACHINE SOFTWARECitrixICAClientEngineLockdown ProfilesAll RegionsLockdownVirtual ChannelsKeyboard

  値の名前：TransparentKeyPassthrough

  種類：REG_SZ

  値のデータ：FullScreenOnly、Remote、またはLocal

  Remoteに設定すると、フォーカスのあるウィンドウにWindowsショートカットキーが適用されます。

  Localに設定すると、Windowsショートカットキーはセッションに適用されません。

• 以前のバージョンのプラグインでは、Program Neighborhoodを使用してセッション画面の保持（自動再接続）を設定できました。このバージョンのプラグインでは、次の情報を使用してください。

  ネットワークの状態が不安定であったり、待ち時間が非常に変わりやすかったりする場合、また、無線デバイスの伝送距離に制限がある場合に、セッションが切断されてしまうことがあります。自動再接続機能では、ネットワークの問題などによって切断されたセッションをプラグインが検出すると、そのセッションに自動的に再接続します。

  この機能がサーバーで有効になっている場合（デフォルトで有効）、切断セッションにユーザーが手動で再接続しなくても、自動的に再接続され、セッションでの作業を続行できます。再接続は、接続に成功するか、ユーザーがキャンセルするまで繰り返し試行されます。サーバー側でユーザー認証を必要とする設定になっている場合、再接続時にユーザーのアカウント情報を入力するためのダイアログボックスが開きます。ユーザーがセッションからログオフしないでアプリケーションを終了してセッションを切断した場合、自動再接続は行われません。自動再接続は、ユーザーによる切断以外の理由で切断されたセッションに対してのみ行われます。

  
  
  1. 管理者として、［スタート］メニューからgpedit.mscを実行（単一のコンピュータにポリシーを適用する場合）するか、グループポリシー管理コンソールを使用（ドメインポリシーを適用する場合）して、グループポリシーエディタを開きます。
     注： 既にicaclientテンプレートをグループポリシーオブジェクトエディタにインポートしている場合、手順2.～5.は省略できます。
  2. グループポリシーエディタで［管理用テンプレート］を選択します。
  3. ［操作］メニューの［テンプレートの追加と削除］を選択します。
  4. ［追加］を選択し、プラグイン設定フォルダ（通常は、C:Program FilesCitrixICA ClientConfiguration）に移動して、icaclient.admを選択します。
  5. ［開く］をクリックしてテンプレートを追加し、［閉じる］をクリックしてグループポリシーエディタのメインウィンドウに戻ります。
  6. グループポリシーエディタで［管理用テンプレート］を展開し、［従来の管理用テンプレート（ADM）］>［Citrix Components］>［Citrix XenApp Plugin for Hosted Apps］>［Network Routing］>［Session reliability and automatic reconnection］の順に選択します。
  7. ［設定］タブでオプションを選択します。

ドキュメントの誤記、追加事項について

XenApp Plugin for Hosted Apps 11.xのドキュメントを参照するときは、Program Neighborhoodに関する情報がCitrix online app plug-in 11.1.1に当てはまらないことに注意してください。

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